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日本歯科新聞社様 2015年10月20日号

2015 10月20日号 日本歯科新聞社 東京デンタルスクール 代表の岡田がインタビューを頂きました。


日本歯科新聞(2015年10月20日号)



歯科医師国家試験の合格率が低迷して、国試浪人や留年する学生の増加が問題視されている。
定期・進級テスト、CBT、歯科国試対策を行う東京デンタルスクールを開校している 代表の岡田優一郎氏に、国試合格率が低くなっている背景や、 各大学の教育の現状、合格するための秘訣を聞いた。

 ――歯科国試が資格試験ではなく、選抜試験になっているとの声も聞きますが、 合格率が低迷している原因は何だと捉えていますか。

 岡田 近年の国試で学生が苦しんでいる理由の一つに、 領域別の採点方式が挙げられます。試験全体の65%を正解するだけならほとんどの 学生が受かっていると思います。苦手分野があったとしても、 得意分野でカバーできるからです。

しかし、領域別の採点では、各領域で基準点以上を満たさなくてはいけませんので、 ほとんどの領域で満点を採ったとしても、一つの領域で基準以下なら 不合格になってしまうのです。
 A領域も基本的な問題が多いのですが、高学年から国試対策として過去問 を中心に勉強するだけでは、皆が同じ問題集を8割程度は覚えてくるので、 そこで明確な差はつかず、過去問にはない低学年に1回出てきたような知識で差がつきます。  

もちろん歯科医師に求められる知識量の増加も難易度を高めている要因だと思います。 本校では、医師や薬剤師向けの授業も行っていますが、医師国家試験に出た問 題が1年、2年後に歯科国試に出るケースがよくあります。

薬剤師の試験も同じで、医師国試との垣根がなくなって共通の知識を問われる傾向になりつつあります。

 歯科国試は選抜試験の様相になったのはもちろんですが、各大学を見ていると留年する人数が増加しており、 現役生の時から選抜試験にさらされていると言っても過言ではない状態です。

 ――各大学の教育内容はどの程度違うのでしょうか。それが国家試験の合格率に現れているのでしょうか。

 岡田 本校では、各学校の傾向も知りたいので、関東すべての歯学部から一人 は学生を受け持つようにしています。

 各学校を見ると、それぞれ特徴的な授業を行っており、それは低学年ほど顕著です。 2年次に自分の学校で90点を採れる学生であっても、他の学校に行くと60点しか 採れない問題になっています。基本的な問題6割、7割は共通ですが、 3割、4割は独自の問題が出るのです。

 ――3割、4割は国試とは関係のない問題を作っていると解釈してよいのでしょうか。
 岡田 国試に出る問題を重点的にやれば良いのではないかという意見もあり、 歯科医師にならなくては何も始まらないという意味では支持できる考えです。 実際に、薬学部では大学からオファーがあってスクール講師による講演をさせてもらう機会が増えています。

 国試の対策はしたいものの、それだけでは大学の意味を成さないと、 対策の比重に悩んでいる教員が多いのが現状です。テストに出るところだけを学ぶのでは、 専門学校と変わらないですので、非常に理解できる悩みです。

 しかし、オリジナルが強すぎる学校もあり、国試の過去問が9割解けたとしても、 卒業試験で40点、50点しか採れない学校があるもの事実です。  

学生が困難と感じているのは、学校教育の成果として国家試験に臨めないという現状です。

学校の進級、卒業試験のための勉強と、国家試験のための勉強を 別々にしなくてはいけない状況に陥っているのです。

 なので、入塾時には、国試対策がしたいのか、学校の卒業試験対策がしたいのかを予め聞いています。 ここは歯学部の改善の余地がある部分だと思います。

 ――合格率が高い大学は、卒業試験と国試の方向性が一致しているということでしょうか。

 岡田 最初はその可能性を疑ったのですが、実はそうではなく、国試合格率の高い大学は、 単に倍の勉強量をこなしており、出ない問題までをも幅広く網羅していることが判明しました。

学生の勉強量が違うのです。

 どこが出るか分からない以上、すべてをやらざるを得ないので、 カリキュラムが特別優れているのではなく、学生のモチベーションを高く保てているのだと思います。

 一方で、低学年からしっかりと合格基準を明確にして、質の担保を図る工夫もしているのでしょうが。

――留年する学生が増えているのは、進学の合格基準が上がっているからですか。

入学時の学生の質の担保が難しいとの声も聞くのですが。

 岡田 共用試験のCBTも各大学の裁量で合格基準は63%、65%でしたが、 今年からほとんどの大学が7割に上げています。入学時の倍率を考えると、 質が低下していないとは言えないのが実際ですが、入学時にある程度の数を確保して、 低学年で厳しく線引きするのが経営本意と見られてしまうのも解らなくはありません。

 ただ、一番の原因は、学力よりも入学してきた学生の目的意識がはっきりしない点ではないでしょうか。 最初から歯学部を目指していた人が少なく、やる気のスイッチが中々入らない学生が多い気がしています。

 学生の多くが、「次の試験を通りたい」という目先のことだけを考えており、その場その場を一夜漬けで乗り越えたとしても、最終的に総合的な問題を前にして不合格になってしまうのです。

 「自分は将来、この知識を使うから覚えなくてはいけない」という意識を持てれば、 勉強する姿勢も吸収力も随分と変わると思います。

 一方で、違う原因として、純粋に勉強方法が分からないというケースがあります。 やる気があって、勉強しているのに成績は上がらないタイプで、 やり方を知らないままだと、モチベーションが低いタイプよりも成績は格段に悪いです。

 本校では、まずは勉強のコアになる部分を提供して、それを自分なりに広げて いってもらう方針で学生と関わっています。方法論を知って、 自分で広げていくモチベーションが持てれば留年する可能性は低くなると思います。

 ――勉強する方法は分かるのですが、モチベーションを上げるコツなどはあるのでしょうか。

 岡田 モチベーションが高くない学生のほとんどが、その原因を持っています。 一人一人と丁寧に話して、何を考えて、どのような人生にしたいのか 方向性を一緒に考える努力をしています。

 一人一人やる気の出ないポイントは違うので、歯科医師という仕事の 意義を自分なりに見つけ出せれば、歯科国試の合格に一歩近づけると思っています。

※岡田優一郎氏の紹介
2009年に日本大学松戸歯学部卒業(学部長賞を受賞)。 日本救急学会 ICLSプロバイダー、口腔セカンドオピニオン専門医、 日本アンチエイジング歯科学会認定医、口腔医科学会認定医、 日本旅行医学会認定医などを取得している。
(2015年10月20日 取材時)


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東京デンタルスクール 塾長
岡田 優一郎
日本大学松戸歯学部卒業・歯科医師
学部長賞 受賞