コラム
歯の解剖学
生徒に「歯の解剖学」というキーワードを出すと
かなり生徒さんは「無理っ!」ていう感じになります^^;
今回は永久歯の歯の解剖学の基礎と臨床に行ってみましょう!
歯の歯根や根管などは人によって異なる(統計上)ため、
まずはしっかりと基本を押さえることが重要です。
(統計のパーセンテージは研究者などによって異なるので
これらは生徒さんの大学でのプリンとを見てね^^まずはイメージ
上・下顎前歯(中切歯、側切歯、犬歯)
これらの歯はシンプルです。単根・単根管^^
上顎第一小臼歯:この歯は重要です!
80%以上の確率で根管が2根管だからです!!
根の数は単根と2根がだいたい半分くらいのイメージ
つまり、根は1根でも2根管の可能性があるってこと!!
上顎第二小臼歯:単根!
上顎第1大臼歯:3根だけど・・・
歯科医師で治療をするときにある意味もっとも警戒する歯の一つ。
3根=3根管と思っていたら治療できなかったりします。
近心頬側の50パーセントくらいが分岐するといわれています。
侮れないっす!!
上顎第二大臼歯:3根、2根管。歯根は癒合していることも。
上顎第三大臼歯:退化でいろいろ。1根3根管が基本だけどなんでも。
下顎犬歯、下顎第一小臼歯、下顎第二小臼歯:単根
下顎第一大臼歯と第二大臼歯:2根だけど70%が3根管(近心に2つ)
下顎第三大臼歯:2根だけど単根のことも。2根管
上記のように進めてきましたがどうだったでしょうか?
意外と「できるかもしれない^-^;」となった人もいるかもしれません。
重要なのは特徴のある歯を覚えること!
まとめてしまいます。
<要注意:歯科医師めざして頑張ろう>
上顎第一小臼歯:2根あったり、2根管あるんじゃ!?と意識しよう!
上顎第一大臼歯:近心頬側根があるんじゃ!?と意識しよう!
下顎の大臼歯:近心に根管が2つあるんじゃ!?と意識しよう!
上記のようなことが現役生の低学年の歯学生の
歯の解剖学での根管の基本となります。
研修医になっても上顎第一近心頬側根を意識していなかったり
偶然歯科医師国家試験に出なかったりして研修医で
治療に苦慮することもあったりします^^;
もちろんわかってても見つけられないから難しいけど(>_<;)
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